コーヒー初心者が揃えるべき基本の道具7つ。自宅で美味しいコーヒーを飲もう
コーヒーが好きな人ならいつでも手軽にコーヒーを楽しみたい、と思いますよね。
でも何から揃えればいいのか、わからない…コーヒー初心者さんは、そんなこともあるのではないでしょうか。最初に浮かぶのは、全自動のコーヒーメーカーかもしれません。
確かにコーヒーメーカーがあると便利ですが、美味しさを追求するならハンドドリップをおすすめします。
淹れ方ひとつで味わいも変わるので、自分の好きな味を探求できます。
ここでは、初心者の方でも美味しくコーヒーを淹れるために必要な道具を紹介していきますね。
コーヒー初心者におすすめの道具7つ。揃えるべきアイテムはこれ
ハンドドリップは、何となく知ってるという方も多いやり方で、見てるのとやって見るのとでは違うと思いますが、難しく考えることはありません。
まず揃えるべき道具を7種類あげてみました。
- コーヒーミル
- コーヒーメジャー
- コーヒーキャニスター
- ドリッパー
- ドリップケトル(ポット)
- コーヒーフィルター
- マグカップ
これだけの道具を揃えると、初心者でも簡単にコーヒーが淹れられます。
ひとつひとつの道具の中にも多くの種類がありますので、コーヒーの味や使いやすさなどで、お好みで選んでいくと良いでしょう。
まずは美味しいコーヒーを淹れるために欠かせない、コーヒー豆を購入して準備をしましょう。
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コーヒーミルがあれば挽きたての香りが楽しめる
コーヒーミルは、焙煎後のコーヒー豆を粉砕するために使われる機械のことで、主に家庭用として使われることが多いようです。
コーヒーミルには「手動ミル」と「電動ミル」があります。
手動ミルの特徴
- アンティークとしても楽しめる、凝ったデザインのものが多い
- 力を入れながらゆっくりと挽くことで、香りや挽く音などで雰囲気も楽しめる
- 2000円前後からあり、手軽に求めやすい(高いものでも1〜2万円程度)
- 手間がかかるため、飲む頻度の高い方はくじけてしまう
- 一度に少量の豆しか挽くことができない
電動ミルの特徴
- スイッチを押すだけなので早くて楽に挽ける
- たくさんの量を一度に挽くことができる
- 3000円前後〜数万円まで幅広い価格帯
- 種類が豊富なので、選択肢が多い
- 挽き方を調整するのが難しい
- 電動なので熱を持ちやすい
手動ミルと電動ミル、どちらを使うかは好みですが、毎日家庭でコーヒーを楽しみたい方は簡単な電動ミルをおすすめしたいですね。
コーヒーメジャーは目盛りつきがおすすめ
コーヒーの量をはかるコーヒーメジャーは、すり切り1杯でコーヒー1杯分の仕様になってますが、抽出器具の違いで粉の量は変わります。
抽出方法や抽出器具に合わせたコーヒーメジャーを選びましょう。
8g、10g、12gなど、目盛りでコーヒーを測れるメジャーを使うと、「自分好みのコーヒーの濃さに合わせて行くことができるのでおすすめです。
コーヒーキャニスターは容量・素材・機能性で選ぶ
キャニスターとは、コーヒー豆が苦手な空気や湿気から守って劣化を食い止めてくれる、密閉性に優れた保存容器のことです。
キャニスター選びの参考に、容量や素材、機能性などあげてみました。
【サイズ・容量で選ぶ】
- 毎週コーヒーを購入する人→200〜300g程度入る容器
- 2週間分→400〜500g程度入る容器
【素材・機能性で選ぶ】
素材 | 特徴・機能性 |
ホーロー | 遮光性が高い・雑菌が繁殖しにくい・におい移り少ない |
陶器 | 遮光性が高い・におい移りは少ない |
ガラス | 密封性に優れている・遮光性は低い・におい移りは少ない |
ステンレス | 軽量で遮光性が高い・におい移りの可能性がある |
プラスチック | 軽量・持ち運びに便利・遮光性は低い・比較的安価 |
木製 | 湿度を保つのに優れている・遮光性は高い・比較的高価 |
自宅でのコーヒー豆を保存している環境や、コーヒーを飲む頻度などを選ぶ基準にしてみてください。
ドリッパーにはたくさんの種類があるので好みで選ぼう
自宅で手軽に淹れたての本格的な味わいを楽しむために欠かせないドリッパーですが、形や素材などの複数の種類に分けられます。
1つ穴のメリタ式ドリッパー
- フィルターのメモリに合わせてお湯を注ぐだけ
- お湯の注ぎ足しがないので簡単
- 余分な雑味がない
3つ穴のカリタ式ドリッパー
- 3〜4回に分けてお湯を注ぎ足す
- コーヒー豆本来の旨味を引き出す
- 深い味わいを楽しめる
台形ドリッパー
- 抽出時間が比較的早い
- 香りを楽しみむ→1つ穴ドリッパー
- 深い味わいを楽しむ→3つ穴ドリッパー
円錐型ドリッパー
- ゆっくりと時間をかけて抽出
- お湯の量、注ぎ方ひとつで味が変わる
- 深みのある味わいとコクのある風味
陶器タイプ型ドリッパー
- 保温性がある→使用前に温めるとさらに良い
- 重みのある使い心地が人気
- 見た目がオシャレ
ガラス製ドリッパー
- 大きめの1つ穴が特徴
- ネルドリップのようなコクのあるコーヒーが淹れられる
- コーヒー愛好家に人気
プラスチック製ドリッパー
- 初心者でも美味しく淹れられる
- 抽出時間で味の調整が可能
金属製ドリッパー
- 保温性が高くお湯が冷めにくい
- 淹れ方と調整にコツがある。
- 上級者向けのドリッパー
美味しいコーヒーをいれるコツは、こちらの記事でも解説しています。
ドリップケトル(ポット)があれば初心者でも本格ドリップができる
ドリップケトルは、ドリップコーヒーを初心者でも上手に淹れることができるポットです。
普通のヤカン、あるいはポットでお湯を注いでしまうと、注ぎ口が大きいためにお湯が一気に入ってしまいます。
そのため、コーヒーを上手に抽出できないため、満足のいかない仕上がりとなります。
ドリップケトルは、注ぎ口が細く小さくなっているので、注ぐ場所をピンポイントに当てることができるのです。
ドリップケトルでお湯を注ぐだけで、ドリップの技術を格段に向上することができ、美味しいコーヒーを淹れることができるようになりますよ。
コーヒーフィルターで味わいが変わる
ドリップ式で使われるフィルターには、大きく分けると「ペーパー」「金属」「ネル」の3種類に分けられます。
ペーパーフィルター
ペーパーフィルターは、目の細かい繊維質がコーヒー豆の油分をしっかりと、ろ過することでスッキリとしたクリアな味わいを作り出します。
ただし酸味の強いコーヒー豆の場合には、酸味がさらに増すという傾向が見られます。
ペーパーフィルターは使い終わったら水気を切って捨てるだけなので、後片付けも手間いらずで使いやすいですね。
金属フィルター
金属フィルターは、目が粗めなので、コーヒーに含まれる様々なエッセンスを抽出して、そのままの味を楽しむことができます。
使い終わって毎回洗浄するなど手間はかかりますが、紙のフィルターのように毎回ゴミを出さないので環境に優しくエコになります。
高価格なフィルターですが、一度購入すると半永久的に使えるので、ダイレクトな味わいを好まれる方には是非おすすめしたいですね。
ネルフィルター
「ハンドドリップにおける究極の抽出方法」と言われているネルフィルターは、深みのある本格的なコーヒーの味わいが特徴です。
ネルフィルターがコーヒー豆の雑味や微分をしっかりキャッチすることから、舌触りがよくマイルドな仕上がりのコーヒーを味わうことができます。
お手入れは多少面倒ではありますが、繰り返し洗浄して何度も使うことができるので、こちらもエコになりますね。
マグカップはお気に入りを見つけよう
マグカップでコーヒーを飲みたい方に、マグカップの材質や容量を参考までにお話します。
材質
磁気 | ・ デザイン性、耐久性に優れている・ 吸水性が低い |
ステンレス | ・錆びにくい・軽量で、耐久性が高い |
ガラス | ・熱が伝わりやすい・保温性は高くない |
容量
200〜250mlが標準なので、ポットで飲むには250ml程あれば十分でしょう。
使いやすさ
持ちやすさや洗いやすさに重点をおき、また飲み物を入れると重くなるので、軽いものが扱いやすいでしょう。
コーヒー初心者でも美味しくできる。基本の道具で豊かなコーヒー時間を
自宅でコーヒーを自分で淹れて、美味しく飲むために必要な7種類の道具について、紹介してきました。
その中でも細かく多くの種類があるので、選ぶのも迷いますよね。
手軽さで選ぶか、味わいで選ぶか、好みの素材やデザインで選ぶかに絞って見られると選びやすいのではないでしょうか。
まずは初心者のうちは、お手軽簡単な方法から、徐々にじっくり時間をかける方法へと進むのも良いですよね。
ご自宅で至福のひと時を、美味しいコーヒーを淹れてお過ごしくださいね。